2009/07/08

あの頃のギャグ

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匿名 さんのコメント...

巨泉×前武ゲバゲバ90分!

1969年10月7日~1970年3月31日及び
1970年10月6日~1971年3月30日まで、
日本テレビ系列で放送された
人気バラエティ番組である。
司会進行はどちらも放送作家出身の
タレントである大橋巨泉と前田武彦。

ゲストの芸能人とのきわめてナンセンスで
テンションの高いショート・コントを
アイキャッチをはさんで
矢継ぎ早につないでいくという、
アメリカ・NBCテレビのギャグバラエティ番組
『ラーフ・イン』をベースとした演出手法をとった。
ハナ肇の「アッと驚くタメゴロー」や
巨泉の「うーしししし。」は
流行語にもなるほどの人気であった。

予算をふんだんに掛け、制作時間をたっぷり取り、
収録中一度でもNGを出したネタは
二度と収録しないといった、豪華な造りであった。
放送作家陣が作り上げるネタの台本は、
ディレクターの一人である齋藤太朗によれば
「通常の番組の台本がB5版のところ、
『ゲバゲバ』の台本はB4版で3センチぐらいの厚さだった」という。
当然ボツになったネタも膨大な量に上り、
齋藤は「1回分のボツ原稿を積み上げると
1メートルぐらいになった」と語っている。