2009/06/30

あの頃のやすきよ

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匿名 さんのコメント...

横山やすし・西川きよし

コンビ結成は1966年6月1日。
1960年代の演芸ブームで世に出て
人気者となる。
その後1980年代に至るまで
テレビ番組の司会などで活躍。
1980年前後の漫才ブームでは
東西のリーダー格として頂点に達していた。
後、やすしの度重なる不祥事がきっかけで
活動機会が激減。
やすしが吉本興業の専属契約を解除された事で、
コンビは解散。
やすしの死で正式にコンビは消滅した。

その後、西川と、吉本興業の後輩で、
漫才師の太平サブロー・シロー扮する
「やすし」とのコンビでエキシビジョン復活。
その後も、演芸関連の特別番組などで、
不定期に活動をしている。
CGによって、やすしが再現され
「あの世」から帰ってきたという
設定で漫才をしたこともある。

「やすきよ」が漫才の歴史のなかで
エポック・メイキングであったのは、
その絶大な人気と、
伝説化したやすしという
天才的な芸人の存在もさることながら、
従来のボケがシナリオを外し
それをツッコミが軌道修正してゆくという
役割を逆転させ、やすしによって
「つっこまれながらも漫才をリードしてゆくボケ」
という手法が確立されたところにある。

この「リードするボケ」という観念は
特にダウンタウンに強い影響を与え
その後の漫才を活性化させた。