2009/07/06

あの頃の刑事

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ナレーター 
芥川隆行

ハードボイルド
Gメン75
熱い心を
強い意志で
包んだ人間たち

匿名 さんのコメント...

Gメン'75

 TBS系で放送された刑事ドラマ。
 映像での番組名は「GMEN★75」。

 1975年5月24日~1982年4月3日(毎週土曜日21:00 - 21:54)の延べ7年間に渡って『Gメン'75』を放送。
 たとえ放送年度が変わっても『Gメン'76』などには一切改題しなかった。
 警視庁庁舎から独立した特別潜入捜査班「Gメン」(黒木警視(後に警視正)を長として、5 - 7人が所属。Gメンとのパイプ役として、警視庁側に小田切警視や南雲警視がいる)が国内犯罪から国際犯罪まで様々な事件を解決していくハードボイルドドラマ。
 Gメン設立の発端は、アメリカのシンジケート・コーザノストラが絡む密輸事件に警視庁の現職警部が絡んでいたこと。
 警察庁は自衛と対国民PRのため「警察の中の警察」ともいえるスペシャリスト捜査グループ設立を計画。
 密輸事件を解決した捜査一課の黒木警視をはじめとする警視庁捜査員に再度試練を与え、事件を解決できたことを持って正式発令とした。
 一切の個人的感情を捨てて非情な捜査に命を懸けるGメン達の宿命や、さまざまな凶悪犯罪に虐げられる力なき市民の悲劇を、陰惨かつ悲惨に描く。
 潜入捜査に始まり、「沖縄米軍基地問題」「交通遺児」「安楽死」「成田空港問題」「200海里問題」等社会派の話や、些細な偶然から転落した犯罪者の話などバラエティーに富んでいたが、次第に警察官の関わる犯罪を扱うことが多くなり、不当捜査・でっち上げなどの警察署内の腐敗に挑むなど、「警察の中の警察」というカラーが強くなっていった。
 また、香港を根城に置く犯罪組織との対決を描いた香港カラテシリーズに代表される海外ロケ編やアクションを前面に押し出したハードアクションシリーズ、スカイアクションシリーズなどがあり、視聴者を飽きさせないイベントを効果的に打ち出していたのも特色。
 Gメンの組織もデスクワークなど警察らしい日常要素はなく、取調べも地下室の射撃場という徹底ぶりであった。