2009/07/11

いま頃の元号

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匿名 さんのコメント...

平成

政府は、昭和天皇の崩御を受け、
その当日(昭和64年(1989年)1月7日)の午後、
「元号に関する懇談会」と衆参両院正副議長に
「平成」「修文」「正化」3つの候補を示し、
意見を聴いた。
その際、委員の間から「修文(しゅうぶん)」、
「正化(せいか)」の2候補は
ローマ字表記の頭文字が「昭和」と同じ
「S」になるので不都合ではないかと
いう意見が出て、全員一致で
「平成」に決まったと伝えられる。
このことから、「修文」、「正化」ははじめから
ダミーの案であったと考えられている。

同日14時10分から開かれた臨時閣議に於いて
新元号を正式に決定し、14時36分、
内閣官房長官の小渕恵三が記者会見で発表。
「平成」の名前の由来は、
『史記』五帝本紀の「内平外成
(内平かに外成る)」、『書経』大禹謨の
「地平天成(地平かに天成る)」からで
「内外、天地とも平和が達成される」
という意味。
元号に「成」が付くのは初めてであるが、
「大成」「成化」など外国の年号や
13代成務天皇の諡号にも使用されており、
「平成」は慣例に即した古典的な元号と言える。